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国語力

  • 執筆者の写真: 橋本塾ブログ
    橋本塾ブログ
  • 2023年2月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年2月28日

高校入試が近いので、その話


日本の高校入試試験で点を取るために最も大事な能力は


国語力


すなわち読解力


何を問われているのかを正確に理解する力


文章を読む力


これが高ければ勉強をすればするほど点数は上がっていくが


何が書いてあるのか、わからないと点数を上げていくのは難しい


高校入試試験に挑むために読解力は欠かせない



では読解力はどうすれば鍛えられるのか



文字を読む



これ一択である



当たり前のことだと思うかもしれないが


読解力のない生徒は今までに読んだ文字の数が圧倒的に少ない



絶望的に少ない



例えばうちの3男坊は、幼稚園の時にドラゴンボールの漫画を全巻読み終えている


全42巻での総文字数は少なく見ても


1,000,000字を超える


これを何度も読み、別の漫画や本も読んだ状態で小学校に上がった


1年生の国語の授業で最初に読む文章は



うみが あおい ・・・



見開き2ページで文字がこれだけ。。。



もうこの時点で、読解力についてはとんでもない差がついている



学校の成績の悪い生徒の多くが


小説はおろか漫画さえも読んでいない



今までに読んだことのある文字の数が圧倒的に足りてない



これではどんな勉強をしようが良い成果は望めない


文字を読んで内容を理解するチカラが弱すぎる



漫画「ワンピース」は一冊当たり30,000文字程度あるらしい


今現在104巻出ているから


全巻読むと3,000,000文字を超える


小説は文庫本1冊で、100,000字程度のものが多いという



小説や漫画を日常的に読んでいる生徒と、そうでない生徒の間には明確な学力差がある



漫画でいいから、文字を読んでくれ



文字を読んで何が書いてあるのかをイメージする力がないと



授業を受けても全く意味がない



問題が解けるようにはならない



走れないのに、サッカーやバスケットボールの技術を教えてもらうようなものだ


試合では何も出来ない



塾の授業で漫画を読む時間を作るのは、本当に馬鹿らしい話だ



漫画くらい自分で読んでくれ



生徒にいくら漫画や小説を読むことの重要性を伝えても



自発的に読み始める生徒は皆無



読むのはもともと漫画をよく読む生徒だけ



もっといえば、席次の良い生徒だけ



しかし、すでに成績のいい生徒が漫画を読んだところで、学力アップの面においてはほとんど意味がない



足の速いサッカー選手がジョギングをしたところでサッカーは上手くならない



まったく走れない選手に対して、サッカーをするなら毎日ジョギングをして



まずは走れるようになれと言っているだけだ



学力をつけたければ、まずは文字を読めるようになれ



漫画で良いから毎日読んでくれ



学力の低い生徒にとっては



毎日絵と文章を読んで何が書かれているのかを理解することは



毎日勉強をすることよりも大事なことだと本気で思う



まずは文字と絵を見てそれが理解できるようになること



勉強の話は、その後しよう



 
 
 

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